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鏡を見ると、ついついガンを飛ばす練習をしてしまう中学生気分が抜けない塾長です。






と言う訳で、革芯、直付け論争に決着が出ました。






江戸の手縫い職人さんや、この道50年の問屋さんなどに聞いた結果、




革の半月入り(爪先まで通っていない。革半芯=カワハンジンとも言う)

は革芯と言いますが

今現在、これも直付けの一つです。



で、この「革芯=革半芯」昭和の初めごろに東京で誕生したそうです。
その雪駄は遠く京阪(京都、大阪)にも大量に流入していたそうな。
革芯を最初にやりだした問屋さんに直接、聞きました。



それで革芯は関西が主流だみたいな話になってしまった。





革芯=革半芯(革の半月のもの)は昭和の初めごろの東京が発祥だったんです。





で、一方、裏革(革底)のみの「本物」の「直付け」はと言うと、

これは江戸時代からあったもので

呼び方は、やはり「直付け」他には

「芯無し」、「芯無し直付け(革芯雪駄ができてからの呼称)」、「ベタ」、「ベタ張り(ベタバリ)」。




だから、厳密にいうと、「革芯」と「直付け」は違います。




ただいつの頃からかはわからないが、包括的に革芯も直付けと呼ぶようになった。


今現在は、「直付け」と言うと、革芯の事を指すところが大多数である。


でも、自分にご指摘をくれた、150年続く履物屋さんの5代目さん、6代目さんのところは違って

革芯は革の半月が入ったもの物を指し、直付けは、裏革のみのものを指すとのこと。




う~~~~ん・・・やはり150年の歴史の重みだ。




余談だが、本職の手縫い職人さんもここ何十年で数えるほどしか「直付け=ベタ張り」を作っていないそうな。



雪駄の絶滅危惧種だったわけです。



でもご安心を、その本物の直付け雪駄、魁!!雪駄塾が復活させます(苦)。

完成したら、お写真載せます。





で、共通の意見だったのが、粋な作りは後一(畳芯=草芯の重ねが一枚のもの)もだよとの貴重な証言。

↓これが籐の重ね(籐芯)の後一(あといち)の写真。籐の重ねも筆者製作。2013.8.17写真追加&加筆。

2013.8.17写真追加&加筆。

↓改良南部表の後一。2014.2.15追加
後一2
後一
2014.2.15追加


こんな感じです。



皆様、本当に申し訳ございませんでしたm(_ _)m



魁!!雪駄塾では革芯と直付けを分けて考えようと思います。


これからも頑張りますので、ご愛読のほど、何卒宜しくお願い申し上げますm(_ _)m


2012.3.16 魁!!雪駄塾 塾長



そして、約十日後・・・2012.3.25画像&加筆



遥か悠久の時を越え、江戸時代から平成の世に復活した




これがベタ張り雪駄だ!!!




それではとくとご覧あれ!
ベタバリ3
ベタバリ2

う~~ん薄い!!


かかとを汚さずに、粋に履くにはかなりの修練が必要だ。


ちょっと背伸びしてる感じで履くのだが、革芯だと倍の高さになるから
そうしなくても地面にかかとは着かないのだが、これは・・・超上級者向けです。

しかし、このベタ張り雪駄、薄すぎてテクタや馬蹄、三日月と言った裏音金(かかとの金具)が
打てない。釘が表まで貫通してしまうからだ。

まあ、手縫いの段階で釘を裏側から曲げてしまえば装着できるが・・・。
※短い釘を使って、さらにかかと革を接着材で接着すればテクタ、馬蹄、三日月と言った
 かかとにできます。

ベタガネ専用のスタイルと言っても過言ではない。

とにもかくにも、絶滅危惧種だった本物の直付け(ベタ張り)を復活させました!

自分で言うのもなんだが、さすが魁!!雪駄塾 塾長、



こりゃ


あっぱれじゃ!!!


わっはっはっはっはっはっは!!!










裁ちが甘いなり・・・

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[Re: タイトルなし]
> 渋い

滅茶苦茶渋いですよね!
[]
渋い
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雪駄塾 塾長

Author:雪駄塾 塾長
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phone:050-5435-1973

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