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どうもです!
大変長らくおまたせ致しました!
カラス表雪駄(烏表、からす表)についてです!

それでは写真をどうぞ!

↓雪駄塾謹製の支那(支那竹皮)のカラス表雪駄。

↑動きを持たせた構図で。鼻緒は本印伝夜桜極細緒。


↑坪下がり具合が一目瞭然。坪下がりとは、前坪を通常より下げることを言う。今は主にお祭りなどで履かれる。粋なつくり。



↑裏革(革底)のつくりは、ベタバリ(ベタ張り、ベタ、直付け、とも言う)。
反りが凄い。


↑裏革の前坪にあたる部分の釘の本数は3本。これは坪下がりのため、中芯が開いてしまうのを釘で
抑えるため。三つ星。


↑古(デッドストック)のベタガネを打つ。
筆者の造語だが、「チャラガネ」とも呼ぶ。
雪駄チャラチャラと言う音がするガネ=金(鉄)だから。
ベタガネの語源は「ベターっ」としているからベタガネ。

このカラス表、足の汚れが目立たない。
だから素足でもガンガン履ける。

ただ、このカラス表、漂白してからさらに染料を使って染めてある為、竹皮の繊維が弱くなっている。
通常の竹皮だとさらして(漂白)あるだけなので繊維はまだ強いがカラス表だと、手縫いの時、針を通すとパリパリと
竹皮が剥がれてしまう事も。耐久性は通常の竹皮表(中国産の竹皮で支那表)と比べ弱い。

カラス表は、基本的にあまり品質の良くない竹皮を使用する。
何故かと言えば、染めてしまえば、「星」や「ふ」が分からなくなってしまうから。

弱いといえば、これも今はない幻の表だが「棕櫚表(シュロ表)」も
繊維の油分があまりなく、経年劣化でパリパリと剥がれる。
手縫いの時は、霧吹きなどで水をかけて湿らせてから針を通すのだが、
それでもパリっとはがれやすい。

余談だが、今はもう作られていない「地長表」なんかは
竹皮が分厚く(肉持ちが良い)、かつ粘りもあるので針を通しても小さな針の点が残るだけ。
少しくらい強引に角度をつけても竹皮がグニャリとへこむくらいですぐに直る。

ちなみにこのカラス表、支那竹皮のものだと市場価格は30.000円~66.000円前後。2012.4.7現在
野崎表のカラス表は15.000円~27.000円前後。

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