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2013.7.2現在、まだ梅雨明けでないのだが、気温は30℃オーバー!
今年の夏は、40℃を記録するとかしないとか。


心頭滅却すれば火もまた涼しーッ!!


と、以前どっかのページに書いた

クーラーキンキンの部屋で粋ってる先輩の言葉を思いだし



設定温度「16℃」、風量「パワフル」、さらに扇風機「強」を併用し
食う寝る遊ぶの塾長でっす!


・・・なんて事はなく、


空梅雨で雪駄の売り上げも良く、筆者も雪駄製作で大忙しの瀬戸てんやわんや。

繁忙期なので製作期間4週間頂いていますが、それでもおっつかなそうっす。

特に夏は籐表が良く売れ、色はヴィンテージ風の
飴色に染色したものよりも、やはり新品のまっさらな江戸っ子が好む
「白」が大人気で、10足仕入れて、10足全部「白」でした。


はい!

と言う訳で、

夏だ!祭りだ!タイヤ裏大解剖だ!

です。

これが実用草履鬼反り坪下がり仕様の写真↓


この反りが粋なんです!
なんでこんなに反っているかと言うと、反りがある以上、それ以上足を突っ込めないから。
で、さらに鼻緒を挿げる前坪が、「坪下がり」なので余計にかかとははみ出る。

半端じゃない。

で、自分も前反り(鬼反り)仕様の雪駄を製作するので好奇心から内部構造がどうなっているか気になり、分解してみました。
それがこの写真↓

左から、ゴム臭のきつい自転車のタイヤ、中芯の分厚いボール紙(黒)、中芯のボール紙その2、
かかとのウレタン、かかとのフェルト、竹皮表。

このボール紙で反りを出している。ボール紙の写真↓

ボール紙のどアップ写真。ボール紙とお分かり頂けると思う。


タイヤ裏(タイヤ底)の写真↓

よく見ると、点々がタイヤ裏にあるのが分かる。
どアップにしてみると・・・↓

これは、手縫いの針の通った跡と手縫い糸なのだ。

表とタイヤ裏の写真↓

鼻緒の前坪は、鼻緒とボール紙と竹革表とタイヤ裏で貫通して縫い付けてある。

タイヤ裏草履の鼻緒の後穴の写真。
こうやって挿がっている↓


細い糸が鼻緒の芯縄で、ちょっと細すぎやしないか?と思うほど細い。
耐久性は無さそうだ。
でもタイヤ裏草履は祭りのみの仕様なので使用頻度は少なくこの細さで良いのかもしれない。

こんな感じで、分解してみたのですがボール紙だったのは驚きでした。
反りの入ったプラスチックでも入ってるのかと思ったけど・・・。

でも坪下がりで突っかけて履くから反りはあまり経たらない。

かかとのフェルトとウレタンのクッションは履きやすくするためのもの。

鼻緒は緑の糸でまとい縫いにしてあって「千鳥」と言う。




2013.11.4加筆&画像追加

40年以上前にはこんな軽装草履もあったのだ。ナックル判と呼ぶ。

一番右:40年以上前の角型(ナックル判)軽装草履。

真中の軽装草履もかなり角型(ナックル判)だ。

↓側面の写真。ベタバリに近い。若干アンコ(芯)が入っている。



雪駄塾~目次~



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