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暑い。
連日35度を超す猛暑。

アスファルトの路面温度は40度を軽くオーバーしている。

インドか。ここは。

でも、体力には自信のある塾長、夏バテなんてしないぜ。


そんなこんなで、籐芯で後一の籐表雪駄を作ってくれと頼まれて、籐芯を
色々探したけど、知っているお店ではどこも扱っていなかったので自分で作ることにした。

で、懇意にさせて頂いている問屋さんにそのことを話すと、「昔のやつがあるよ」と
いつもながら快くお見せしてくれた!

筆者は、現代作の籐芯は知っていたが、
昔に、その存在すらあったかどうかも分からなかったのだが、

昔からあったのです!

はい。それでは30年~40年前の、籐芯(籐の重ね)の写真です↓
toushin2]
かなりしっかり作られているのがお分かり頂けるかと思う。
巻もすごいが、所々でベースと連結させてがっちり固定させている。

そして、巻きの終端部分をよく見ると、丸芯籐を真中から二つに割って
そこに皮籐を挟み込んである。

これにより、巻きが緩まないで「びっちり隙間なく」巻きつけられるのだ!

凄い発想ですわ。

分解するとこうなっている。画像をクリックするとかなりでかくなるので細部までご覧いただきたい。
右端のデカいのが裏側になり、きちんと籐と籐を結んであるのが分かる。


で、こうやって先端を内側に若干狭めて、角鋲などで先端を固定し装着する。


で、こちらが雪割小桜さんから頂いた籐の重ねが付いた草履のお写真。

ピンクの丸で囲んであるところは編み込みが弱いのかちょっと浮いている部分。
この籐表は、仙台のおじいちゃんが作ったもので、現代作になる。

こんな感じだぜ。

それではまた。

おつかれー。

ども、と言う訳で、筆者製作の処女作、籐芯(籐の重ね)後一の写真です。2013.8.17加筆&写真追加

細かいことを言うが、微妙に表と、籐芯のちりが一致していない。
修練あるのみです。

上手い作りの雪駄や草履は、重ねが表とぴたりとチリが一致していて、面一(ツライチ)
になっているんです。

写真の重ねは、表の方が若干出っぱっている。

この、上(表)の方が出っ張っていることを、通称「おかぐら(御神楽)」と言う。
御神楽の屋根が、出っ張っているためこういう風に呼ぶ。

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[Re: 有難うございました。]
> 塾長さま
>
> 早速のお返事有難うございました。
> なるほど、また一つ勉強になりました。
> これからも勉強して行こうと思います。
> 有難うございました。

こちらこそ、魁!!雪駄塾のご愛読誠に有り難う御座います。
頑張ってください!心から応援しています!
[有難うございました。]
塾長さま

早速のお返事有難うございました。
なるほど、また一つ勉強になりました。
これからも勉強して行こうと思います。
有難うございました。
[Re: 初めまして]
> 塾長さま
>
> いつも興味深く拝見させて頂いております。
>
> 雪駄の奥の深さと塾長さまの見識と考察の深さにも
> 驚いております。そこで素人質問で恐縮ですが
> 「籐表雪駄は夏用」との事ですが、これから先
> 正月などに履くのは実際の所おかしいでしょうか?
>
> ご教授頂ければ嬉しいです。
> 宜しくお願い致します。

魁!!雪駄塾のご愛読誠に有り難う御座います!
塾長です。

そうですね、籐表はやはり夏用なので、素足で履くものであり
お正月に履くのはちょっと合わないと思います。

やはり、お正月は畳表の雪踏か草履です。

[初めまして]
塾長さま

いつも興味深く拝見させて頂いております。

雪駄の奥の深さと塾長さまの見識と考察の深さにも
驚いております。そこで素人質問で恐縮ですが
「籐表雪駄は夏用」との事ですが、これから先
正月などに履くのは実際の所おかしいでしょうか?

ご教授頂ければ嬉しいです。
宜しくお願い致します。
[Re: 今後ともよろしくお願いします。]
燻桜さん、お世話になります。
この度は誠に有り難う御座いました!
今度、お直しするときは、もっといいのを作ります!
これからも精進致致します。

[今後ともよろしくお願いします。]
塾長さま

こんばんわ。

籐芯の後一をお願いした『燻桜』です。

早速履いておりますが、将来雪駄の直しを依頼する時が来ると思いますので(情けないながら、粋に履き続けられず、ほかの方と比べ革底の痛みが早いかと)、その時には是非、籐芯の後一についても精進された腕前をご披露ください。

でわ!
[Re: タイトルなし]
雪割小桜さん、こんにちは!

重ねは、ちり(表の角と重ねの角)がぴたりと合っているのが上手い作りです。

自分も籐の重ねを作りましたが、初回作なので籐の重ね自体のラインが歪んじゃったり
重ねを付けるとき表と若干段差ができてしまったりしました。

これからも精進あるのみです。

頑張ります。
[]
塾長さま、こんばんは〜
拙宅の草履の写真を掲載いただき、ありがとうございます〜

そうなんです〜
うちの仙台のおじいちゃん作の草履、編み込みがちょっと弱いところがありまする〜
その上、重ねの作りも、塾長さんが以前とり上げられた、籐表の下のビニールの重ね程きっちりしていないのです〜(汗

ま、それでも、私はそんな美人とは言えないうちの草履を 同類への親近感と申しましょうか、愛おしくも思っちゃってるので、、、やっぱり、目利きへの道は遠いのかもしれません〜(笑

にしても、多分、色々なことを踏まえて、研究して塾長さんが作られる重ねのほうが、良いものができると思いますぞ〜
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雪駄塾 塾長

Author:雪駄塾 塾長
mail:settajyuku2@yahoo.co.jp
phone:050-5435-1973

◇販売一覧 雪駄 べたがね 補修部品
◇花緒一覧~特注なども
◇過去に製作した雪駄
◇雪踏の語源~雪踏と雪駄~

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