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次はこちらの画像を見て頂きたい。


↑30000円の雪駄


↑60000円の雪駄


↑75000円の雪駄

雪駄のつま先側の画像。アール部分をよく見て欲しい。
30000円の雪駄は目が粗いので、綺麗にアールが出ないでギザギザになっている。
一方、60000円の雪駄は目が詰んでいて、なめらかににアールが出ている。
そして、75000円の雪駄ともなると60000円の雪駄よりも更に目が細かい。

目が細かいことを、目が詰んでいる(メガツンデイル、mega-tunde-iru)と言う。

沢山の竹皮を使い、細かく編んでいるから、このようになめらかなアールがでる。

畳表の、高い雪駄と安い雪駄を一発で見分けるには、ここを見るのが一番手っ取り早い。

で、初心者はこの目の詰みだけを見る傾向がある。
筆者も当初、そうだった。
地長表になると、通常の畳表と何が違うかと言うと、決定的に艶が違う。
テカリだ。光を反射するくらい艶がある(テカリがある)。
二枚目、三枚目のお写真でもお分かり頂けるように、一枚目の写真と比べて
二枚目、三枚目の地長表は艶が非常に強いのがお分かり頂けると思う。

そして、最後は色。
綺麗な飴色が地長表の特徴だ。

だから、雪駄の良い表の(地長表等)の目利きのポイントは

目の詰み



である。
ちなみに昔の本物の南部表(本南部表)も飴色になる。
ただ、地長表と比べると目の詰みは落ち、艶もあまり無い。

実は、筆者はデッドストック物の本南部表を地長表と勘違いした。
本南部表と地長表の判別は目が利いていないと非常に困難である。

・・・暴露してしまうが、地長表は裸足で履いた時、
支那表などと比べ物にならない程、滑らかな足触りだ。
目が詰んでいるのと、竹皮の種類がそうさせる。
ツルっと言うか、ヌルッと言うか、そんな感触である。
筆者は、履いてみた時えらく感動した。

もう地長表に使われるような日本産の良い竹皮を採る人がいないから
作れないが・・・。

地長表もピンきりだが、銀座あたりだと20万円位する。
それも売れ残っていて、有ればの話だが。

昔、その20万円の地長表を見せてもらったが、黄金に輝いていたのを覚えている。
残念だがカメラを忘れてしまい、写真は無い。

2020.3.28追加
近年(40~50年位前)の表製造所の表のランクを校長から聞いた。
と言っても、もう全て廃業されている。

1:九州の池田
2:高崎の笹本
2or3:南千住の桜木(通称:桜木表)
3:愛知津島の木村義信商店
3:愛知の鈴木美喜太郎商店
4:岐阜の岸本

みたいです。

現在、表製造所は二か所ある・・・。
それは秘密や!

ちなみにシュロ表などの白表屋と呼ばれる表製造所は近年は特に埼玉県に多かったみたいで、
女影とか鶴ヶ島の方に4~5件あったみたいだ。
2020.3.28追加

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雪駄塾 塾長

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