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はい。お次は雪駄に使われる革部分の目利き。
これも画像を見てください。

①の雪駄の革コバ部分。目が粗い。


②の雪駄の革コバ部分。目が細かく滑らか。


②の雪駄の方が革コバ面が滑らかですね。
これは、革の選別と、よく切れる刃物で裁断するから。
硬い革は、細かい繊維が緻密に絡み合っている為裁ちにくいが、裁った後、裁断面がバサバサしない。
それと、熱ゴテでコバ蝋の処理の仕方も関係ある。

一方、柔らかめの革は(※今現在、雪駄に使われている革底の革はベリーかダブルショルダーと言う部分)、一つ一つの革の繊維が大きいので裁った後綺麗でも履いて荷重がかかると表面がばさつく。ベンズ革を使用した革のコバは非常に硬いのでサンドペーパーなどで磨き上げるとピカピカに光る。更に熱ゴテでコバ蝋をかけるともっと光る。ベリーやショルダーもそれに近くなるが、柔らかいので、すぐに艶がくもる。

①の革コバがザラザラしているのが分かると思います。革の質、刃物の切れ味、そしてコバ蝋のかけ方~仕上げも関係で変わります。もっとも①の雪駄は3万円、②の雪駄は6万円のものなのでやはり良い表の雪駄はコストをかけて作るという物。

下のワインレッドのかかと革は地長表の雪駄に使われるているもの。

こののかかとの革は外周部分に色が塗ってあるが、その色の事を「チャコ」と呼ぶ。チャコは蝋の事で、熱ゴテで蝋をとかしながら革にしみ込ませて防水性と艶を与える。仕上げ方も上手。

また、裏革(革底)の厚さは最大で4.5mm以上6mm以下程度がフォルム(美的感覚)からして格好いいと筆者は思う。
革はベンズ革の様に硬ければ硬い方が良く、なぜなら革底が減りにくいからだ。



裏革の仕上げ


裏革の仕上げには

銀剥き(ギンムキ gin-muki)=銀剥く(ギンムク、gin-muku)
と言った革の表面の銀面(表皮)をサンドペーパーやガラスの破片で削り取ったものもある。革表面が起毛している状態なのでグリップ力があり滑りづらく履きやすい。但し、革の銀面を剥く為水分がしみ込みやすい。

ガラス磨き
ガラスの円筒形のコロコロで革に圧力を加えて表面に艶を持たせたものもある。グレージングなどとと呼ばれる革の仕上げ。

ガラス磨き2
革の銀面をガラスの粉などの乾いた研磨剤などで磨き上げたもので艶を出す。
筆者の持っている地長表には、このガラス磨き2が施してある。

このガラス磨きを施した裏革の画像は後日掲載。


日記:友人家族が3ヶ月になる子供を連れて家に遊びに来た。金太郎みたいな
    立派な赤ん坊だ。その後、友人家族と4人で原宿にいる友に会いに行く。

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