FC2ブログ

まずは、ナイロン100%の鼻緒の芯縄と本麻の比較と目利き。

左:ナイロン100%の芯縄         右:本麻の芯縄。


ナイロン100%の芯縄は色が真っ白いのがお分かりいただけるでしょうか?
太さは本麻の方があります。

※本麻紐に似せて薄茶色に染めたナイロン紐もあるので
 色だけでは区別はつきませんが大抵の場合、ナイロン紐は白いです。

触ったときの手触りは、ナイロンはシナシナでへたった感じがします。
一方、本麻は固くてコシがあります。

繊維の状態が良く分かる画像。
左:ナイロン100%の芯縄     右:本麻の芯縄


どうですか?違いが分かりましたか?

本麻は「所々」毛羽立っています。
繊維の毛羽立ちがナイロン紐より大きい。

一方、ナイロン紐は全体的に均一に「非常に細かく」毛羽立っている。

本麻紐とナイロン紐の区別は、実物を見れば意外と簡単に見分けがつきます。

今の日本で本麻の芯縄は大変貴重。
大麻から作るため、規制が厳しく扱っている農家が減少しているからです。
ですので、先ほども述べましたように鼻緒が切れやすいと言う理由も手伝って
今では、ナイロン紐に取って代わり、殆ど見られなくなってしまいました。


見えない所にこそ気を使う。
やっぱり「本麻」の方が「気分的に良い」のは間違い無いです。

じゃん!2011.10.22
そしてとうとう発見しました!麻とナイロンの混紡紐です。混麻とも呼びます。
それでは写真をどうぞ。

左:ナイロン100%の芯縄  真中:混麻の芯縄  右:本麻の芯縄

混麻紐は白ナイロンの繊維と薄茶色い本麻の繊維が絡み合ってできている。
色は白と薄茶色がまだらになっている。
鼻緒屋さんが昔作った混麻紐で、現在は製造されていない。

芯縄の引っ張り強度は

(強)ナイロン紐→(中)混麻紐→(弱)本麻紐

の順で、ナイロン紐が一番耐久性がある。


筆者が考えているのはケブラー繊維を使った芯縄。
これはまず切れない。

ただ、鼻緒は切れてこそ風情があるというもの。
切れた時、縁起が悪いといって身を引き締めることも出来る。
そう言う文化が我が国、日本にはある。
ホント、素晴らしいと思う。

やはり昔ながらの本麻紐の方が好きだ。

魁!!雪駄塾~目次へ~



スポンサーサイト





この記事へコメント:する















雪駄塾 塾長

Author:雪駄塾 塾長
mail:settajyuku2@yahoo.co.jp
phone:050-5435-1973

◇雪駄 べたがね 補修部品
◇花緒一覧 特注製作等
◇過去に製作した雪駄
◇雪踏の語源~雪踏と雪駄~

© 2005-2020 魁!!雪駄塾

QR