fc2ブログ

鼻緒の裏側、足の甲が当たる部分についての考察です。

  左:本印伝極細緒     右:鹿本天極細緒

真上から見たら同じに見えますが、裏側を見ると縫いあわせ方が違います。

鼻緒裏側、足の甲が当たる部分。


斜めから見ると分かりやすいです。


一番上の写真、右の鹿本天極細緒ように
基本的に無地の鼻緒は、一枚の生地をぐるりと一周させて縫い合わせます。
他の無地の鼻緒も全部そうなっていました。
この一周ぐるりと丸くさせて縫い合わせてある鼻緒の事を

丸鼻緒(マルハナオ maru-hanao)と呼びます。
通称「丸」。

一方、左の本印伝極細緒は、
表側は本印伝で裏側は牛革を使用しています。
生地の素材に関係なく、
二枚の革を縫い合わせたつくりの事を、高原(タカハラ taka-hara)と呼びます。

鼻緒の横緒になる元生地の幅が九分(クブ kubu)の場合、
出来上がった時の鼻緒の横緒の幅とは関係なく、丸だと九分丸(クブマル kubu-maru)


丸鼻緒の極細緒ならばなんとかつくれるらしいのですが、
高原ともなると二枚の革を縫い合わせる為、熟練の腕が必要です。
今現在(06.5.9)、高原で極細緒をつくれる職人さんは存在しません。

雪駄塾~目次~




スポンサーサイト





この記事へコメント:する















YUJI OHMURA

Author:YUJI OHMURA
雪駄塾 代表/クリエイター/ライター

mail:settajyuku@yahoo.co.jp
ph:05054351973
kurihara1-8-17Adachi-ku,Tokyo
未店舗の為ご予約願います。
※2023年店舗予定。


◇オーダーメイド雪駄 ご製作承り〼
◇雪駄 べたがね 補修部品
◇花緒一覧 特注製作等
◇過去に製作した雪駄
◇雪踏と雪駄(雪駄の語源)

© 2005 雪駄塾

QR