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ワッショイ!ワッショイ!~祭り用雪駄~

※2005年頃の内容


これが祭り用の雪駄。真上から見て、この細さが分かるだろうか?

雪駄は細い方が粋とされる。

幅の細い雪駄の事を、

細判・・・・・・・・・・(ホソバン hoso-ban)
細バス・・・・・・・・・(ホソバス hoso-basu)
幅狭・・・・・・・・・・(ハバゼマ haba-zema)
八寸三幅・・・・・・・・(ハッスンサンハバ hassun-sanhaba)
八三・・・・・・・・・・(ハチサン hachi-san)
二八幅・・・・・・・・・(ニハチハバ nihachi-haba)
二八・・・・・・・・・・(ニハチ nihachi)

と呼ぶ。

八三とは雪駄の長さが八寸の場合、通常は三寸三分の幅なのだが三寸幅にしてあることから。
但し、八三の場合、長さ八寸三分の新規格の雪駄を指すこともあるので注意が必要。
通常は八寸なら見た感じで分かるので、「幅狭」と呼ぶ事の方が多い。

二八は、長さ七寸七分のサイズで、通常は幅が三寸だが二寸八分にしてある事から二八と呼ぶ。


また、細判で雪駄の両端が角ばったものナックル判(ナックルバン=拳の意)と言う。


横から見ると・・・

凄い反りだ。
そうです。この反りが粋なんです。更にベタバリ仕様。

普通の祭り用雪駄はこの反りが殆ど無い(2005年時)
この反りが一番の見せ所。
しっかり前坪も下がっている。


前坪が下がっている事を

坪下がり・・・(ツボサガリ tsubo-sagali)
前下がり・・・(マエサガリ mae-sagali)

と言う。

前坪とは花緒の先端部分。足の親指と人差し指で挟むとこ。

底はどんな激しい動きにも滑らないタイヤ底。


よくみるとこれもちゃんと手縫いです。


そして花緒は・・・



しっかりよってあるのでとても丈夫。
左の花緒が普通のタイプ。右が祭り用雪駄の花緒。


実は筆者が一番気になったのはタイヤ底に使われる
タイヤの銘柄。


F1で使用されているタイヤを底に使いました!



・・・なんて事は無く、祭り用雪駄のタイヤ底は昔の自転車やリヤカーの幅が広いタイヤを使っている。
メーカーまでは分からないが凄く柔らかくてグリップ力はよさそうだった。


余談だが、
F1で連戦連勝のフェラーリ軍団が使っているタイヤはブリヂストン。
このブリヂストン、日本の石橋正二郎さんが
足袋にゴムを張り合わせて作った「改良型地下足袋」の技術を応用して
タイヤも作るようになった。そして今や世界のトップタイヤメーカーに。
(石橋=石:ストーン、橋:ブリッヂ→ブリヂストン)

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