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雪駄の目利き~色と艶 銀座の履物屋から

素晴らしい雪駄に出会いたい。
そこで、和洋の超高級品がなんでも揃う銀座に行った。
蒸し暑い夏日、扇子片手に汗だくになりながら
幸せそうなカップルを尻目にシャキシャキ歩く。

ここなら見つかるだろうと何軒ものお店をまわったが
素晴らしい雪駄を置いていたのは一軒だけだった。

その雪駄は110000円という驚きの値段だった。銀座という土地柄
を考えても地長表、重ね2枚の後一で目がつんだ表で久しぶりに笑みが出た。

コラム第2号では、アールを見れば一発でその雪駄の良し悪しが分かると
書いたが、この履物屋で目の詰み(編の細かさ)ばかり見ていた時、ご主人に怒られた。


「詰みばかり見てないで、もっと色を見てよ!確かに詰んでるのも良いけど、それより
この色、艶、最高でしょ!?こんなのなかなかないよ!」


・・・確かに!


他の雪駄を何足か並べてもらったが、全然違う。
深みのある飴色、艶、どれをとっても半端じゃない。
細かく編むのは普通の竹皮でもできるかもしれないけど。この色、艶は地長じゃなきゃ出ない。


一番大事な事を教えてくれた、ご主人に感謝。


目の詰みも重要だが、色、艶も地長表にとっては命なのだ。

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YUJI OHMURA

Author:YUJI OHMURA
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