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さあ、皆様、大変長らくおまたせ致しました!


THE 野崎表

特集です!

本物の表の中では工程を減らした分一番安価な表になりますが、その分お値段は安いです。市場に流通している本物竹皮の雪駄や草履の表では、やはりこの野崎表がシェア№1。しかも漂白されていない茶の野崎は耐久性だけならトップです。

野崎表の語源(由来)はと言いますと、これは野崎表を命名した問屋さんから直接お聞きしたのですが

野崎観音からだそうです。

なんかないかなと思ったところ、ふと野崎観音が浮かんだそうです。なんでも野崎参りには皆、草履を履いて行くからだそうで。

編まれている地域は山形県。本来は「山形表」と呼びます。

では薀蓄はこの辺りにしておいて、早速写真をどうぞ!


野崎表(山形表)の写真↓

左から野崎白(漂白、色抜きとも言う)の山型。
山型とは表面が山のように盛り上がっているから。

左から2番目が野崎白平型。
平型とは表面が平らだから。

左から3番目が野崎茶で竹皮本来の色がこれ。
茶竹表とも呼ばれる。表面は平型。

左から4番目が野崎からす表。
茶色く染めたもので形は平型。


わかりやすい比較写真。左が野崎表で右が地長表。

やはり編みが野崎の方が荒い。

爪先を見れば一目瞭然。

左:野崎表               右:地長表


かかとの写真。

左:野崎表           右:地長表
右の地長表には、かかとに「へそ」と呼ばれる窪みがあるが
左の野崎表には「へそ」が潰れている。

野崎表の裏側の写真。

野崎表の芯縄は基本的にビニール紐を使っているものもが多い。コスト減と機能の両立で必要十分。その分安く提供できる。
当然、稲わらを使ったものもある。左から二番目のものが芯縄に稲わらを使った野崎表。

左:野崎表の裏側   右:地長表の裏側

右の地長の裏側は白っぽかった!

今現在(2011.11.29)野崎表の雪駄のお値段は2万円弱から3万円強で流通している。
3万円強なのは野崎表の縞柄(ゼブラ)。
雪駄表の中では一番安価な表であり、製造工程もかなり省かれている。
しかし、値段の手ごろさから人気が高い。
その中でも野崎表のからすと、縞(ゼブラ)表が人気である。

野崎表は基本的に表と裏革(革底)は接着だが、ごく稀に手縫いのものも存在する。

野崎表の「茶竹」などは漂白してない分、本来の竹皮そのものなので
漂白して染色してある支那染(支那表=現在の南部表)より野崎の茶竹の方が耐久性は良い。

雪駄塾~目次~



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